INX H 命令のタイミング図はどのように描くのでしょうか?
次の手順は、INX H 命令のタイミング図を描く方法を示しています。
1. 時間を表す水平線を描きます。
2. 命令の先頭を垂直線でマークし、「T1」というラベルを付けます。
3. 命令の終わりを垂直線でマークし、「T2」というラベルを付けます。
4. T1 と T2 の間の時間を 4 等分します。
5. 最初の部分に「T1-T2」というラベルを付けます。
6. 2 番目の部分に「T2-T3」というラベルを付けます。
7. 3 番目の部分に「T3-T4」というラベルを付けます。
8. 4 番目の部分に「T4-T5」というラベルを付けます。
9. 4 つの時間間隔のそれぞれに垂直線を描きます。
10. T1-T2 の垂直線に「FETCH」というラベルを付けます。
11. T2-T3 の垂直線に「DECODE」というラベルを付けます。
12. T3-T4 の垂直線に「EXECUTE」というラベルを付けます。
13. T4-T5 の垂直線に「STORE」というラベルを付けます。
14. 各時間間隔での CPU とメモリ間のデータの流れを示す矢印を描きます。
結果のタイミング図は次のようになります。
【INX H命令のタイミングチャートのイメージ】
タイミング図は、INX H 命令の実行に 4 クロック サイクルかかることを示しています。最初のクロック サイクル中に、命令がメモリからフェッチされます。 2 番目のクロック サイクル中に、命令がデコードされます。 3 番目のクロック サイクル中に、命令が実行されます。 4 番目のクロック サイクル中に、命令の結果がメモリに保存されます。