CHKDSK の実行方法
コマンド プロンプトで定期的に CHKDSK を実行すると、Windows はハード ドライブのエラーから情報をスキャン、修正、および回復できます。コマンド ラインに特定のパラメータを指定してコマンドを入力することにより、チェック ディスクと呼ばれる CHKDSK ユーティリティを実行できます。これらのパラメーターは、スキャン中に実行するアクションを CHKDSK ユーティリティに指示します。 CHKDSK を実行する前に、管理者権限でコマンド プロンプトを開く必要があります。
コマンド プロンプトを開く
CHKDSK はコマンド ライン ユーティリティであるため、アクセスするにはコマンド プロンプトを開く必要があります。 CHKDSK が効果的に動作するには、Windows への管理アクセスも必要です。 Windows のスタート画面を開き、「cmd.exe」と入力して検索を実行します。検索結果の「コマンド プロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。 [はい] をクリックするか、必要に応じて管理者アカウントで認証します。デフォルトでは、コマンド プロンプト ウィンドウが表示され、"C:\Windows\system32>" の後にカーソルが表示されます。
CHKDSK を実行します
コマンド ラインに「chkdsk」と入力して、CHKDSK を実行します。パラメータなしでユーティリティを実行できますが、ボリュームで検出されたエラーは修正されません。 「chkdsk /f」と入力してから「Enter」を押すと、エラーを自動的に修正する標準の CHKDSK スキャンが実行されます。特定のドライブをスキャンするには、「D:」をドライブ文字に置き換えて「chkdsk D:/f」としてコマンドを入力します。追加の操作を実行するには、コマンドに追加のパラメーター (間にスペースを入れます) を追加します。たとえば、「/r」は不良セクタを見つけて回復し、「/x」はスキャンの前にドライブをマウント解除します。