Eclipse でクラスパスを設定する方法
Eclipse では、Java Build Path を使用してクラスパスを構築し、作業内容をコンパイルします。 Eclipse には、ソース フォルダー、ライブラリ、およびプロジェクトからのパスの構築など、パスを構築するためのいくつかのオプションがあります。また、プロジェクトの進行中の変更に適応するために、クラスパスを編集することもできます。
ステップ 1
パッケージ エクスプローラー バーで、クラスパスを作成するプロジェクトの名前を右クリックします。 [ビルド パス] をクリックし、[ビルド パスの構成...] を選択します。
ステップ 2
[フォルダーを追加...] をクリックして、パスを作成するソースを [ソース] タブに追加します。
ステップ 3
ソース コードのパスをコンパイラに追加するために必要なソース フォルダー (gen や src など) を選択します。 「OK」をクリックします。プロジェクトによって必要なソース フォルダーは異なる場合がありますが、gen と src は、ほとんどの Java プロジェクトに必要な基本フォルダーです。ソース フォルダーを使用してプロジェクト構造を指定します。一部のソース フォルダーの特定の部分が必要ない場合は、個別に除外フィルターを設定します。ソース フォルダーは重複してはなりません。
ステップ 4
別のプロジェクトからコンパイラへのパスを追加する必要がある場合は、[プロジェクト] タブで [追加...] をクリックします。プロジェクトを選択し、[OK] をクリックします。これにより、2 番目のプロジェクトから現在のプロジェクトにエクスポートされたものとしてマークされたクラスパスと、2 番目のプロジェクトのソース フォルダーが追加されます。 2 番目のプロジェクトが、現在のプロジェクトの参照プロジェクト リストに追加されます。 Eclipse は、最初に参照プロジェクト リストのプロジェクトをビルドします。
ステップ 5
プロジェクトに応じて、[ライブラリ] タブから追加する他の項目を選択します。内部および外部の JAR を追加したり、ライブラリを追加したり、チームで作業するときに使用する変数を選択したり、内部および外部のクラス フォルダーを選択または作成したりできます。例として、最初に「JAR を追加...」を選択します。
ステップ 6
リスト内のプロジェクトから必要な JAR ファイルを選択します。 [OK] をクリックします。
ステップ 7
プロジェクトで必要な場合は、[外部 JAR を追加...] をクリックして、コンピューター上の別の場所からの JAR も含めます。 [開く] をクリックして、プロジェクトへのパスを追加します。
ステップ 8
[ライブラリを追加...] をクリックして、ライブラリのパスを作成します。必要な正確なライブラリは、プロジェクトによって異なります。たとえば、Java ランタイム環境を追加するには、[JRE システム ライブラリ] を選択して [次へ] をクリックします。
ステップ 9
[完了] をクリックして、JRE システム ライブラリのパスの設定を完了します。クラスパスが完成し、ワークベンチに戻ることができます。
ヒント
ここでの手順は、順番通りである必要はありません。 [ソース]、[プロジェクト]、および [ライブラリ] タブからアイテムを任意の順序で追加できます。アイテムの追加が完了したら、ワークベンチに戻ります。
Java ビルド パスにアクセスする別の方法として、作成したプロジェクトのコンテキスト メニューまたはワークベンチの [ファイル] メニューで [プロジェクト プロパティ] をクリックすることができます。
警告
クラスパスに誤って間違った項目を追加したり、必要な項目を追加し忘れたりすると、Eclipse はリンク エラーを返します。