CMD を使用してコンピュータのメモリをチェックする方法
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Windows 8.1 のコントロール パネルからコンピューターにインストールされている物理メモリ (RAM) の総量を確認できますが、WMIC (Windows Management Instrumentation Command-line ) 管理者特権のコマンド プロンプト コンソールでコマンドを実行します。コンピューターに複数のメモリ モジュールがインストールされている場合、コマンド プロンプト コンソールには、各モジュールの情報が個別に表示されます。インストールされている物理メモリの合計量のみを確認する場合は、別のコマンドを使用することもできます。
ステップ 1
[Win-X] を押してパワー ユーザー メニューを表示し、[コマンド プロンプト (管理者)] を選択して [はい] をクリックし、昇格モードでコマンド プロンプト コンソールを開きます。
ステップ 2
「wmic MemoryChip get BankLabel, Capacity, Speed」(引用符なし) と入力し、「Enter」を押します。コマンド プロンプト コンソールは、コンピューターの各メモリ モジュールの DIMM (デュアル インライン メモリ モジュール) スロット番号、容量 (バイト単位)、および速度 (MHz 単位) を検出して表示します。または、次のコマンドを入力します:
systeminfo |「合計物理メモリ」を見つける
次に「Enter」を押して、すべてのメモリ モジュールの物理メモリの合計量をメガバイト単位で取得します。
ステップ 3
「Alt-E」を押して、昇格したコマンド プロンプト コンソールを終了します。
ヒント
「wmic MemoryChip get」コマンド ラインの後に「BankLabel」、「Capacity」、または「Speed」コマンドを任意の順序で続けるか、不要と思われるコマンドを省略できます。たとえば、昇格したコマンド プロンプト コンソールに「wmic MemoryChip get Capacity」(引用符なし) と入力するだけで、各メモリ モジュールの容量のみを確認できます。
コマンドプロンプトコンソールで「MSINFO32」コマンド(引用符なし)を使用して、システム情報ウィンドウを表示することもできます。 [システムの概要] サイドタブをクリックし、[取り付けられている物理メモリ (RAM)] の横にあるチェックボックスをオンにして、取り付けられている RAM の合計容量を確認します。また、[仮想メモリの合計] の横にある仮想メモリの合計量 (オペレーティング システムが物理メモリを使い果たしたときに使用する予約済みのハード ドライブ領域) を確認することもできます。
Windows 7 で昇格したコマンド プロンプトを開くには、[スタート] をクリックし、「コマンド」と入力して、[コマンド プロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] を選択します。