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Windows AppData フォルダにアクセスする方法

組織とセキュリティを念頭に置いて、Microsoft は Windows Vista からフォルダ構造を変更し、重要なプログラムとシステム ファイルの保護層を追加しました。 AppData フォルダーは、十分に開発されたアプリケーションが、コンピューター上の各ユーザー プロファイルの設定、ファイル、およびデータを共通の保護された場所に保存するための場所として登場しました。デフォルトでは、AppData フォルダーとその内容はファイル エクスプローラーで非表示になっています。

AppData フォルダ構造

Roaming フォルダーは、AppData フォルダーの下にある 3 つのサブフォルダーの 1 つです。これには、同じドメイン上でネットワーク化されたコンピューター間でユーザー プロファイルと共に移動するアイテムが含まれています。たとえば、ブラウザのお気に入りやブックマークは、ネットワークに接続された各コンピュータのプロファイルから利用できます。 Local および LocalLow サブフォルダーには、1 台のコンピューターに固有のデータや、大きすぎてサーバー経由で簡単に転送できないデータが含まれています。サブフォルダは、アクセス レベルごとに分けられています。 LocalLow フォルダーには、たとえば、保護モードまたはセーフ モードで実行するときに必要なファイルなど、下位レベルの設定とデータが含まれています。

理由があって隠れる

AppData フォルダーは、Windows ファイル保護の概念の一部であり、Windows ユーザーのさまざまなレベルのコンピューター知識を認識しています。ファイル エクスプローラーで既定でシステム ファイルを非表示にすることは、Windows オペレーティング システムを保護するための重要な戦略であり、AppData フォルダーの追加により、プログラムとアプリケーションの設定が同様に保護されるようになりました。ファイルまたは AppData フォルダーまたはサブフォルダーを削除、移動、または変更すると、アプリケーションが正しく動作しなくなる可能性があります。

コントロール パネルの使用

AppData フォルダーにアクセスするには、最初に隠しフォルダーがファイル エクスプローラーに表示されている必要があります。この設定は、コントロール パネルで利用できます。 Windows 8 では、検索バーに「フォルダー」と入力し、検索結果の [フォルダー オプション] で [隠しファイルとフォルダーを表示する] を選択します。 [表示] タブを選択し、[詳細設定] メニューで [隠しファイルとフォルダー] を見つけます。 「隠しファイルとフォルダを表示する」の横にあるボタンをクリックし、「OK」をクリックします。 AppData フォルダーとサブフォルダーがファイル マネージャーに表示されます。

ファイル マネージャーの使用

また、ファイル マネージャーを使用して非表示のファイルやフォルダーにアクセスすることもできます。 Windows 8 では、ファイル マネージャー ウィンドウの左上にある [ファイル] をクリックし、[フォルダーと検索のオプションを変更する] を選択します。 [フォルダ オプション] ウィンドウで [表示] タブを選択し、[詳細設定] メニューで [隠しファイルとフォルダ] を探します。 「隠しファイルとフォルダを表示する」の横にあるボタンをクリックし、「OK」をクリックします。 AppData フォルダーとサブフォルダーがファイル マネージャーに表示されます。 Windows Vista と Windows 7 は、アクセスにファイル マネージャーとコントロール パネルの両方の方法を使用しますが、メニュー名に若干の違いがあります。