ドメイン ユーザーにリモート VPN アクセスを許可する方法

リモート VPN アクセスを許可するようにユーザーのプロパティ設定を構成するプロセスは、アカウントがローカル ユーザー アカウントとは対照的にドメイン ユーザー アカウントである場合は少し異なります。ローカル ユーザー プロパティの設定は、Windows オペレーティング システムのコンピューター管理ユーティリティによって調整されますが、ドメイン ユーザー プロパティの設定は、Windows サーバー ソフトウェアの Active Directory ユーザーおよびコンピューター ユーティリティによって調整されます。ドメイン ユーザーにリモート VPN アクセスを許可するには、ネットワークのドメイン コントローラー コンピューターにアクセスできる必要があります。
ステップ 1
管理者権限を持つユーザー アカウントを使用してネットワーク サーバーにログインします。
ステップ 2
[スタート] をクリックし、[すべてのプログラム] をポイントし、[管理ツール] に移動して [Active Directory ユーザーとコンピューター] を選択し、[Active Directory ユーザーとコンピューター] ウィンドウを開きます。
ステップ 3
ドメイン名の横にあるプラス記号をクリックします。ドメイン名は、左側のウィンドウ パネルにあるコンソール ツリーに表示されます。ドメイン名フォルダー内にある「ユーザー」ノードをクリックします。すべてのドメイン ユーザー アカウントのリストが右側のウィンドウ パネルに表示されます。
ステップ 4
リモート VPN アクセスを許可するドメイン ユーザー アカウントを見つけてダブルクリックします。選択したドメイン ユーザーの [プロパティ] ボックスが開きます。
ステップ 5
[ダイヤルイン] タブに移動します。 [リモート アクセス許可 (ダイヤルインまたは VPN)] セクションで、[アクセスを許可する] ラジオ ボタンをクリックします。 「適用」をクリックして、新しい設定を保存します。 [OK] をクリックして [プロパティ] ボックスを閉じます。
ステップ 6
リモート VPN アクセスを許可する他のドメイン ユーザー アカウントに対して、手順 4 と 5 を繰り返します。
ヒント
上記のプロセスは、VPN クライアント リモート アクセス ポリシーがすでに設定されていることを前提としています。そうでない場合は、設定する必要があります。新しいリモート アクセス ポリシー ウィザードを使用して、ポリシーを作成します。新しいリモート アクセス ポリシー ウィザードを開くには、[スタート] をクリックし、[すべてのプログラム] をポイントし、[管理ツール] に移動して [ルーティングとリモート アクセス] を選択します。左側のウィンドウ パネルのコンソール ツリーに一覧表示されているサーバー名の横にあるプラス記号をクリックします。 [リモート アクセス ポリシー] を右クリックし、ポップアップ ショートカット メニューから [新しいリモート アクセス ポリシー] を選択します。リモート アクセス ポリシー ウィザードが開きます。ウィザードのプロンプトに従ってポリシーを設定します。
警告
リモート VPN ポリシーが設定されていない限り、ドメイン ユーザーにリモート VPN アクセスを許可することはできません。