1. カメラ
  2. カーオーディオ&エレクトロニクス
  3. ホームオーディオ
  4. パーソナルオーディオ
  5. テレビ
  6. スマートホーム
  >> 電子技術オンライン >  >> スマートホーム >> スマートライフ

テキスト リフローとは?

ワード プロセッシング、Web ブラウジング、およびデジタル パブリッシングでは、「テキスト リフロー」という用語は、ドキュメント内のテキストがページ、画面、またはウィンドウに合わせて自動的に移動することを指します。テキストのリフローがなければ、ドキュメントや Web サイトは高解像度モニターでは画面のごく一部しか表示されませんが、低解像度モニターではスクロールが必要になります。テキストを扱うほとんどのデジタル形式は、いくつかの注目すべき例外を除いて、何らかの方法でリフローを利用しています。

ワード プロセッシングで

Microsoft Word または別のワード プロセッサでドキュメントを入力すると、プログラムはテキストを指定された余白に合わせます。単語を追加したり、フォント サイズを変更したり、行を削除したりすると、テキストが自動的にリフローして各ページの余白に収まります。テキストは、画像の周りにリフローすることもできます。 Word では、四角形やタイト フローなどのテキストの折り返し設定により、画像の境界線の周りにテキストが流れます。ただし、画像のテキスト折り返しを [テキストの後ろ] に設定すると、テキストはリフローせず、代わりに画像の後ろに表示されます。

ウェブ上

Web をブラウズしていると、テキストを読むために水平方向にスクロールする必要があるサイトに出くわすことはめったにありません。これは、適切に設計されたページだけでなく、Web ブラウザーがウィンドウに合わせてテキストをリフローするためでもあります。 Web ページに独自のフォーマット指示が含まれていない場合、ブラウザーは改行を挿入して、テキストが画面の右側からはみ出さないようにします。テストとして、ブラウザでプレーン テキスト ファイルを開き、ブラウザ ウィンドウのサイズを変更します。 Ctrl-Plus を押してみてください および Ctrl-マイナス ページのズームを変更します。ブラウザを調整すると、テキストがリフローし、水平スクロールが不要になります。

スマートフォンの場合

テキストのリフローは、サイズが小さいことと、電話のモデルによって画面の解像度が異なることから、スマートフォンで Web を閲覧する場合に特に重要です。どんなに画面が大きくても、ページが画面に収まるようにするために、Web デザイナーは CSS (カスケーディング スタイル シート) を使用します。これは、ページ要素の配置方法とスタイル設定方法を指定します。デザイナーは、「2 インチのテキスト ブロック」などの特定のサイズをスタイルに設定するのではなく、「水平幅の 30% を占めるテキスト ブロック」など、あらゆる画面サイズで機能するスタイルを使用します。

ヒント

CSS は携帯電話だけのものではなく、テキストの書式設定に限定されたものでもありません。スタイル シートは、あなたが今読んでいるサイトを含め、多くの Web サイトのデザインにおいて大きな役割を果たしています。

電子書籍内

電子書籍でのテキスト リフローは、スマートフォンでのリフローと同様の目的を果たします。すべての電子書籍リーダーの寸法は異なりますが、テキストの各ページはデバイスの画面に収まる必要があります。ただし、電子書籍でテキストをリフローすることは、編集上の難問を引き起こします。なぜなら、著者はページの元のレイアウトに十分な理由があるからです。たとえば、詩の電子書籍では、各行に収まる単語数をリフローすると、作品の影響が損なわれる可能性があります。また、ページ間のテキストのリフローにより、電子書籍のページ数が電子書籍リーダーごとに異なるため、文章の引用が難しくなります。

リフローなしのフォーマット

テキストのリフローはドキュメントや Web での読みやすさに役立ちますが、フォームに入力したり出版物をデザインしたりするときに、コンピュータごとにテキストが異なって表示されると問題が発生します。 PDF や XPS などの形式は、画面サイズに基づいてテキストをリフローしません。スマートフォンで高解像度の PDF を開いても、そのテキストはコンピューターと同じように流れるため、走査するにはかなりのスクロールが必要です。この要因により、PDF や同様のファイルは画面上で何気なく読むには適していませんが、ドキュメントの元のレイアウトが重要な場合には必要になります。