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Rts しきい値とは何ですか?

RTS (送信要求) しきい値は、デバイスが Wi-Fi ネットワークで RTS/CTS (送信要求/送信可) ハンドシェイクをいつ使用する必要があるかを決定する構成可能な値です。 Wi-Fi デバイスに送信するデータがある場合、まず RTS フレームをアクセス ポイント (AP) またはその他の受信デバイスに送信します。データを受け入れる準備ができている場合、受信側は CTS フレームで応答します。その後、CTS フレーム内の指定された CTS to self パラメータに従って送信が続行されます。送信が完了すると、AP は送信デバイスに ACK (確認応答) フレームを送信します。

適切な RTS しきい値を設定すると、衝突と再送信の数が減り、ネットワーク パフォーマンスが向上します。しきい値の設定が低すぎると、不要なオーバーヘッドが発生する可能性があります。一方、しきい値の設定が高すぎると、送信デバイスが多数存在する環境や信号強度が弱い環境ではパフォーマンスの低下につながる可能性があります。

RTS しきい値の仕組みは次のとおりです。

1. デバイスがデータを送信する場合、まずパケット サイズが RTS しきい値を超えているかどうかを確認します。

2. パケット サイズが RTS しきい値より小さい場合、デバイスは RTS/CTS ハンドシェイクを使用せずにデータを直接送信します。

3. パケット サイズが RTS しきい値より大きい場合、デバイスは RTS フレームを受信側に送信し、CTS フレームを待ってからデータを送信します。

このように、RTS しきい値は、チャネルが空いている場合にのみ大きなデータ パケットが送信されるようにすることで、無線ネットワークでの衝突を回避し、小さなデータ パケットは RTS/CTS ハンドシェイクのオーバーヘッドを発生させることなく送信できるようにします。