単一のルーターまたはスイッチを使用して 2 つのネットワークをセットアップし、両方のネットワークがインターネットにアクセスしても、1 つのリソースも表示できないようにするにはどうすればよいでしょうか?
相互のリソースの参照やアクセスを防止しながら、単一のルーターまたはスイッチを使用して 2 つの別個のネットワークを設定するには、次の手順に従います。
1.サブネット アドレス指定の構成
- ネットワーク 1:サブネット 1 から IP アドレスを割り当てます (例:192.168.1.0/24)
- ネットワーク 2:サブネット 2 から IP アドレスを割り当てます (例:192.168.2.0/24)
2.デバイスをルーターに接続する
- デバイスをネットワーク 1 からルーターの 1 セットのポートに接続します。
- デバイスをネットワーク 2 から同じルーター上の別のポートのセットに接続します。
3. VLAN 間ルーティングを有効にする
- ルーターが VLAN をサポートしている場合は、各サブネットに 1 つずつ、合計 2 つの VLAN を作成します。
- VLAN 間ルーティングを設定するか、ルーターでレイヤー 3 スイッチングを有効にします。
・ 各ネットワークに接続されているポートに適切な VLAN ID を割り当てます。
4.ファイアウォール ルールを構成する
- ルーター上で受信および送信のファイアウォール ルールを構成し、2 つのネットワーク間の不要な通信をブロックします。
- 直接アクセスを防ぐために、2 つのサブネット間のすべてのトラフィックをドロップします。
5. ACL (アクセス制御リスト) を使用する
- 2 つのネットワークを接続するルーターのインターフェイスに ACL を実装します。
- ネットワーク 1 からネットワーク 2 へ、またはその逆の特定のタイプのトラフィック (HTTP、FTP など) のみを許可します。
6.ネットワーク アドレス変換 (NAT) を採用
- 必要に応じて、NAT を実装して、インターネットと通信するときにプライベート IP アドレスをあるネットワークから別の IP 範囲に変換します。
これらの手順を実行すると、単一のルーターまたはスイッチを使用して 2 つの別々のネットワークを設定し、相互のリソースの参照や共有を防ぐことができます。 2 つのネットワーク間の通信は、指定したファイアウォール ルールと ACL に従って制御およびフィルタリングされます。