Crystal Report で共有変数を使用する方法
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共有変数は、Crystal Report で非常に役立ちます。ローカル変数やグローバル変数とは異なり、共有変数に格納された値は、Crystal Report のどこでも設定および/または表示できます。たとえば、Age という共有変数を作成するとします。その後、あるサブレポートに値 31 を Age に保存し、その値を別のサブレポートに表示できます。
ステップ 1
共有変数を設定します。共有変数は、メイン レポートの任意の場所またはサブレポートの任意の場所に設定できます。 Age という共有変数を設定するには、次のコードを使用します:
共有 NumberVar UserAge; UserAge :={Table1.Age}; ""
ステップ 2
共有変数を表示または使用します。共有変数は、メイン レポートのどこでも、またはサブレポートのどこでも処理または表示できます。 Age 変数を次のように共有します:
共有 NumberVar UserAge;ユーザー年齢
ステップ 3
レポートの任意の場所で数式またはセクションで共有変数を使用します。
ヒント
共有変数を使用すると、サブレポート間でデータを共有できるため、Crystal Report のパフォーマンスを向上させることができます。これにより、1 つのサブレポートで非常に多くのテーブルをリンクする必要がなくなり、Crystal Report の速度が向上します。