GPO で IE を既定のブラウザにする方法
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システム管理者は、グループ ポリシー機能を使用して、ローカル ネットワーク内の PC コンピュータの特定の設定を制御できます。ただし、Internet Explorer を既定のブラウザーにするオプションは、基本的なグループ ポリシー設定では使用できません。オプションのロックを解除するには、新しいグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を定義し、基本設定モードに切り替える必要があります。その後、Internet Explorer をネットワークのコンピューターの既定のブラウザーにすることができます。
必要なもの
- Windows Server 2003 以降を実行している PC サーバー
ステップ 1
[スタート] メニューを開き、[管理ツール] フォルダーに移動して、[グループ ポリシーの管理] を選択します。
ステップ 2
ウィンドウの左側のリストからプライマリ グループ ポリシー オブジェクトを右クリックし、[編集] オプションを選択します。これにより、グループ ポリシー オブジェクト エディター ツールが起動します。
ステップ 3
「ユーザー構成」および「Windows 設定」フォルダーを開きます。
ステップ 4
「Internet Explorer のメンテナンス」というラベルの付いたエントリを右クリックし、「優先モード」を選択します。
ステップ 5
[プログラム (優先モード)] アイコンをダブルクリックして、追加の Internet Explorer 設定を表示します。
ステップ 6
[現在のプログラム設定をインポート] の横にあるラジオ ボタンをクリックし、[設定の変更] を押します。
ステップ 7
ウィンドウの [既定の Web ブラウザー] セクションにある [既定にする] ボタンをクリックします。
ステップ 8
[OK] を 2 回押して、グループ ポリシー オブジェクトの設定を保存します。これで、Internet Explorer が自動的にローカル ネットワーク上のすべてのコンピューターの既定のブラウザーになります。