MSI がインストールされない
MSI は、自己実行型の Windows インストーラー ファイルです。その主な機能は、Windows コンピュータに新しいソフトウェアをインストールすることです。 Windows インストーラーは、ソフトウェア開発者および発行者が使用するために Microsoft が提供するインストールおよび構成サービスです。インターネットからダウンロードした MSI ファイルを実行すると、動作しないという問題が発生することがあります。ソフトウェアが意図したとおりにインストールされない場合があります。 MSI ファイルを管理者として実行することで回避するか、いくつかのトラブルシューティング手順で解決できます。
ステップ 1
MSI インストール ファイルを Windows システム管理者として実行します。 Windows Vista および 7 では、ファイルを右クリックし、ドロップダウン メニューから [管理者として実行] オプションを選択します。一部のソフトウェアのインストールでは、適切に実行して完全にインストールするには管理者権限が必要です。
ステップ 2
Windows インストーラー エンジンが正しく機能しているかどうかを確認します。 [スタート] アイコンをクリックし、検索ボックスに「cmd」と入力します。コマンド プロンプトで「MSIExec」と入力し、Enter キーを押します。 Windows インストーラ エンジンが動作している場合、エラー メッセージは表示されません。
ステップ 3
Windows インストーラーが有効になっているかどうかを確認します。 [スタート] メニューをクリックし、検索ボックスに「services.msc」と入力します。 「Enter」ボタンを押して、Windows サービスを開きます。 「Windows インストーラー」サービスを右クリックし、「プロパティ」を選択します。 [スタートアップの種類] ボックスは、[無効] ではなく [手動] としてマークする必要があります。必要に応じて変更し、[OK] ボタンをクリックします。
ステップ 4
Windows インストーラーを開始または再起動します。同じダイアログ ボックスから「Windows Installer」サービスを選択します。次に、「開始」オプションをクリックします。サービスはエラーなしで読み込まれます。
ステップ 5
Windows Installer サービスを再度登録します。 「スタート」アイコンをクリックし、「アクセサリ」フォルダを開き、「コマンドプロンプト」をクリックします。プロンプトで「MSIExec /unregister」と入力します。次に、「MSIExec /regserver」と入力します。これにより、Windows インストーラー サービスが再登録されます。
ヒント
トラブルシューティングを試みるたびに、MSI インストール ファイルを実行してみてください。
どのトラブルシューティング方法でもうまくいかない場合は、破損している可能性があります。ファイルを再度ダウンロードするか、ソフトウェアの発行元に連絡して交換ディスクを入手してください。