Cricut 用の SVG ファイルの作成方法
SVG ファイル拡張子は、「スケーラブル ベクター グラフィック」の略です。このファイル形式は、Cricut カッティング マシンで使用される Sure Cuts A Lot (SCAL) ソフトウェアで使用されます。 Cricut で使用する SVG グラフィックを作成するには、グラフィックをデザインするか、既存の画像を Adobe Photoshop や PaintShop Pro などの独自のグラフィック作成プログラムにインポートします。フリーウェアのグラフィック エディタ Inkscape を使用して同じタスクを実行することもできます。
Adobe Photoshop で SVG ファイルを作成
ステップ 1
Adobe Photoshop で既存の JPEG または PNG 画像を開くか、[新規] をクリックして新しいグラフィック キャンバスを開きます。
ステップ 2
キャンバスの左側にある「ツールボックス」から「ペン」や「ブラシ」などの描画ツールをクリックします。 1 つまたは複数の描画ツールを使用して、キャンバスにデザインを描画します。既存のグラフィックをインポートする場合は、レイヤー パレットの [新規レイヤー] ボタンをクリックして、グラフィックの上に新しい描画レイヤーを開きます。既存の画像の上に描画して、ベクター形式で画像を再作成します。
ステップ 3
ベクターレイヤーで元の画像を再作成した後、インポートした画像レイヤーをクリックし、「DEL」キーを押して画像レイヤーを削除します。
ステップ 4
上部のナビゲーション バーで [ファイル] オプションをクリックし、[エクスポート] オプションをクリックします。
ステップ 5
[ファイル名] 入力ボックスに新しい SVG ファイルの名前を入力します。
ステップ 6
[ファイルの種類] ドロップダウン ボックスをクリックし、[スケーラブル ベクター グラフィック (.svg)] オプションをクリックします。 [保存] をクリックします。ファイルは SVG ファイルとして保存され、SCAL ソフトウェアにインポートして Cricut で使用できるようになりました。
Inkscape で SVG ファイルを作成する
ステップ 1
JPEG、PNG、またはその他の画像を右クリックし、コンテキスト メニューから [アプリケーションから開く] をクリックします。 「Inkscape」オプションをクリックします。グラフィックが Inkscape プログラムで開きます。新しい図面を作成するには、[ファイル] オプションをクリックし、上部のナビゲーション バーから [新規] をクリックします。空白のキャンバスが開きます。
ステップ 2
インポートした画像をクリックし、上部のナビゲーション バーから [編集] をクリックします。 「ビットマップ コピーの作成」をクリックします。イメージのコピーが作成され、元のイメージの上に重ねられます。新しい画像を作成する場合は、左側のツールバーにある「ペン」、「ブラシ」、およびその他の描画ツールを使用してください。
ステップ 3
ビットマップ レイヤーを左または右に移動して (元の画像にアクセスするため)、元のグラフィックをクリックします。 「DEL」キーを押して削除してください。
ステップ 4
残りの画像をクリックして選択し、[表示] をクリックします。
ステップ 5
「表示モード」をクリックし、「アウトライン」をクリックします。元画像のアウトラインが自動生成されます。
ステップ 6
上部のナビゲーション バーで [パス] オプションをクリックし、[ビットマップのトレース] をクリックします。 [ビットマップのトレース] ダイアログ ボックスが開きます。
ステップ 7
[更新] ボタンをクリックし、[ビットマップのトレース] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。
ステップ 8
グラフィック内の赤い X をクリックし、X を画像の外に移動します。 「DEL」を押して、赤い X を削除します。
ステップ 9
必要に応じて、ツールバーの描画ツールを使用して元の画像の残りの部分を再作成します。
ステップ 10
[ファイル] オプションをクリックし、[保存] をクリックします。 [ファイルの保存] ダイアログ ボックスが開きます。
ステップ 11
[ファイル名] 入力ボックスに新しい SVG ファイルの名前を入力します。
ステップ 12
[ファイルの種類] ドロップダウン ボックスをクリックし、[Inkscape SVG (.svg)] オプションをクリックします。 [保存] をクリックします。画像は SVG として保存され、SCAL ソフトウェアにインポートして Cricut マシンで使用できます。