方法:CMD でのポート スキャン
Windows コマンド プロンプト ユーティリティ netstat を使用すると、コンピューターをスキャンして、インターネット経由で着信接続をリッスンしているプログラムまたはサービスがあるかどうかを調べることができます。ほとんどの場合、ウイルス対策更新サービスなどの正当なプログラムにより、コンピュータは着信接続をリッスンします。ただし、場合によっては、netstat ユーティリティがウイルスや悪意のあるソフトウェアによって引き起こされた脆弱性を発見するのに役立つことがあります。昇格した Windows コマンド プロンプトから netstat ユーティリティを実行します。
ステップ 1
[スタート] メニューを開き、下部にある [プログラムとファイルの検索] フィールドに「cmd」と入力します。
ステップ 2
結果一覧に表示された「cmd」アイコンを右クリックします。コンテキスト メニューで [管理者として実行] を選択します。管理者のパスワードを入力し、コンピューターが管理者の資格情報の入力を求めた場合は [Enter] を押します。
ステップ 3
コマンド プロンプト ウィンドウに「netstat -a」と入力し、Enter キーを押します。開いているすべての TCP および UDP ポートのリストがコンピュータに表示されます。
ステップ 4
「State」列の下に「LISTENING」という単語が表示されているポート番号を探します。お使いのコンピューターは、これらのポート番号を介して着信接続要求をリッスンしています。オンライン リストを使用してポート番号を検索し、それらのポートに関連付けられているプログラムとサービスを特定します。
ヒント
サーバー コンピューターを介してインターネットに接続する複数のマシンがある場合は、そのコンピューターの脆弱性がネットワーク全体に影響を与える可能性があるため、サーバーでポート スキャンを実行してください。
Gibson Research Corporation の ShieldsUP! などの Web ベースのツールを使用して、コンピューターでポート スキャンを実行することもできます。 Windows の netstat ユーティリティと組み合わせて使用すると、Web ベースのポート スキャンにより、コンピュータの脆弱なポートのより包括的なビューが提供されます。