マイクロプロセッサのバッファとラッチとは何ですか?
バッファは、2 つのデバイス間で転送されるデータの一時的な保存領域です。これは、2 つのデバイスが異なる速度で動作している場合、またはデータ形式が異なる場合に、データ損失を防ぐために使用されます。バッファは、マイクロプロセッサとプリンタやディスク ドライブなどの周辺機器の間で転送されるデータを保存するためによく使用されます。
ラッチ
ラッチは1ビットのデータを記憶する回路です。 2 つのデバイス間で転送されるデータを保持したり、短期間必要なデータを保存したりするために使用されます。ラッチは、マイクロプロセッサとメモリ デバイス間で転送されるデータを保存するためによく使用されます。
バッファとラッチの違い
バッファとラッチの主な違いは、バッファは複数ビットのデータを格納できるのに対し、ラッチは 1 ビットのデータしか格納できないことです。バッファは通常、2 つのデバイス間で転送されるデータを保存するためにも使用され、ラッチは短期間必要なデータを保存するためによく使用されます。
バッファとラッチの例
バッファの例としては、次のようなものがあります。
※プリンター内部にある、コンピューターから送信されるデータを保存するバッファーメモリーのこと。
* ディスクから読み取られる、またはディスクに書き込まれるデータを保存するディスク ドライブ内のバッファ メモリ
ラッチの例としては、次のようなものがあります。
* マイクロプロセッサによって実行されている命令の現在のアドレスを保存するラッチ
* マイクロプロセッサとメモリデバイス間で転送されるデータを保存するラッチ