スプレッドシートとワープロの違い
スタンドアロン プログラムとして、またはスイートの一部として利用できるスプレッドシートおよびワード プロセッシング アプリケーションを使用すると、手紙、文書の作成、数字の計算、財務予測の作成など、コンピューター上の多くのタスクをすばやく完了することができます。スプレッドシートとワープロ プログラムは似ていますが、スプレッドシート アプリケーションは数値データを対象とし、ワープロ アプリケーションはドキュメントを作成することを目的としています。
スプレッドシート
スプレッドシートを使用すると、ユーザーは "ワークブック" と呼ばれるドキュメントに数値データを入力し、数式と "what if" シナリオを使用してこのデータを計算できます。データが処理されると、印刷されたレポートまたはグラフとして簡単に出力できます。計算されたデータは、転送してワープロ ドキュメントに埋め込んだり、データベースを含む別のプログラムに抽出したりすることもできます。スプレッドシートはすべて数値ではなく、テキストも入力でき、数値データの列の見出しとして一般的に使用されます。
ワープロ
ワープロ プログラムを使用すると、タイプライターを使用しなくても、手紙、メモ、その他の文書をすばやく作成できます。このプログラムでは、さまざまなフォント、スタイル、記号、グラフィック、チャートを使用してドキュメントをフォーマットすることもできます.スプレッドシート プログラムと同様に、ワード プロセッシング プログラムでも、スプレッドシートやデータベースを含む別のアプリケーションにデータを転送できます。また、特定のワープロ プログラム内で電子メール メッセージや基本的な Web サイトを作成することもできます。
共通要素
スプレッドシート プログラムとワープロ プログラムの両方に、完成したファイルをさまざまな形式 (「テキスト」ファイルや「リッチ テキスト」ファイル、および他のプログラムで簡単に処理できる他の形式など) で保存する機能が含まれています。どちらのプログラムにも、スペルチェックと文法チェックのユーティリティ、検索/置換、およびページの書式設定オプション、ヘッダー、フッター、両端揃えオプションが付属しています。
相違点
ワード プロセッシング プログラムを使用すると、メール マージと呼ばれる組み込みのユーティリティを使用して、相手の詳細のみを変更して、他の人に送信する標準的な手紙を作成できます。ワード プロセッシング プログラムは、式を (アドオン モジュールを使用せずに) 直接処理することはできませんが、計算結果を受け入れることはできます。
スプレッドシート プログラムは、差し込み印刷を処理できません。プログラムは、差し込み印刷用のデータしか提供できません。スプレッドシート プログラムはセル、行、列を使用してデータを保持しますが、ワード プロセッシング プログラムは、データを入力できる場所に制限を設けないオープン テンプレートを使用します。
例
Microsoft Word、OpenOffice Writer、および WordPerfect は、ワープロ プログラムの例です。各プログラムは、最初にファイルを変換することによって、別のワープロ アプリケーションで作成されたワープロ ドキュメントを開くことができます。 Microsoft Excel、OpenOffice Calc、および Lotus 1-2-3 は表計算プログラムの例です。ワープロ アプリケーションと同様に、各スプレッドシート プログラムは、別のアプリケーションで作成されたファイルを開くことができます。データは別のプログラムの形式に直接エクスポートすることもできます.