VMware にファイルをインポートする方法
VMware Player を使用してコンピュータ上に仮想マシンを作成すると、そのマシンはハード ドライブ上の独自の保護領域に存在し、インポートしない限りハード ドライブ上のファイルにアクセスできません。これにより、コンピュータに損傷を与えることを恐れずに、ソフトウェアを仮想マシンにインストールできます。ただし、VMware を初めて使用するユーザーにとっては混乱を招く可能性もあります。 VMware Tools をインストールするか、ハード ドライブ上のフォルダを仮想マシンと共有することで、仮想マシンにファイルをインポートできます。
VMware Tools によるファイルのインポート
ステップ 1
仮想マシンを起動します。オペレーティング システムが完全に起動したら、仮想マシンの画面の右下隅に灰色の「VM」アイコンがあることを確認します。これは、マシンに VMware Tools アプリケーションがインストールされていることを示します。アイコンがない場合は、ウィンドウ上部の「仮想マシン」メニューをクリックし、「VMware Tools のインストール」をクリックしてアプリケーションをインストールします。 VMware Tools がインストールされていることを確認したら、次の手順に進みます。
ステップ 2
仮想マシンにインポートするコンピューター上のファイルの場所を参照します。ファイルをクリックし、マウス カーソルの右下隅にプラス記号が表示されるまで仮想マシン ウィンドウにドラッグします。
ステップ 3
マウス ボタンを離します。仮想マシン ウィンドウの下部にステータス バーが表示されます。ステータス バーがいっぱいになると、ファイルは正常にインポートされます。
共有フォルダーを介したファイルのインポート
ステップ 1
VMware Player を開き、共有フォルダーを作成する仮想マシンを右クリックします。 [仮想マシン設定] をクリックします。
ステップ 2
[オプション] タブをクリックし、[設定] 列の [共有フォルダー] カテゴリをクリックします。
ステップ 3
「常に有効」というラベルの付いたラジオ ボタンを選択します。
ステップ 4
ウィンドウの下部にある [追加] ボタンをクリックし、共有フォルダーの追加ウィザードが表示されたら [次へ] をクリックします。
ステップ 5
「参照」ボタンをクリックします。仮想マシンにインポートするファイルを含むフォルダーに移動し、[OK] をクリックします。 [次へ] をクリックし、[完了] をクリックします。
ステップ 6
[Windows ゲストでネットワーク ドライブとしてマップする] というラベルの付いたボックスにチェックを入れ、[OK] をクリックします。
ステップ 7
仮想マシンを起動します。オペレーティング システムの読み込みが完了したら、[スタート] ボタンをクリックし、[コンピューター] または [マイ コンピューター] をクリックします。共有フォルダは「ネットワーク ドライブ」の下に表示されます。フォルダをダブルクリックし、仮想マシン上のフォルダであるかのように、フォルダとの間でファイルを転送します。