スクリーンセーバーのドメイン グループ ポリシーを上書きする方法
管理者は、グループ ポリシー エディターを使用して、あらゆる Windows ユーザーの幅広い機能を制御できます。グループ ポリシーで構成可能なすべての設定は、レジストリ エディタ ユーティリティの特定のレジストリ キーに対応しています。各ポリシーのレジストリ キーには、指定されたステータスと構成に対応する値が保持されます。適切なレジストリ キーを変更することで、スクリーンセーバー ポリシーのステータスをオーバーライドできます。ただし、レジストリに変更を加えるときは注意が必要です。構成に誤りがあると、システムの安定性が著しく損なわれる可能性があるためです。
ステップ 1
上書きするスクリーンセーバー ポリシーに対応するレジストリ キーを特定します。グループ ポリシー レジストリ テーブルを参照してください。
ステップ 2
管理者としてシステムにログインします。 Windows タスクバーの [スタート] メニュー ボタンをクリックします。 「検索開始」テキストフィールドに「regedit」と入力し、「Enter」を押します。レジストリ エディタ ユーティリティが開きます。
ステップ 3
「HKEY_CURRENT_USER」、「ソフトウェア」、「ポリシー」、「Microsoft」、「Windows」、「コントロール パネル」を展開し、「デスクトップ」サブフォルダをクリックします。
ステップ 4
右ペインの「ScreenSaverIsSecure」値をダブルクリックします。 [DWORD 値の編集] ダイアログ ボックスが開きます。 [値のデータ] テキスト フィールドに数字の「0」を入力し、[OK] をクリックします。注:これにより、グループ ポリシーの [スクリーン セーバーをパスワードで保護する] 設定が無効になります。
ステップ 5
「HKEY_CURRENT_USER」、「ソフトウェア」、「ポリシー」、「Microsoft」、「Windows」、「コントロール パネル」を展開し、「デスクトップ」サブフォルダをクリックします。
ステップ 6
右ペインの「ScreenSaveActive」設定をダブルクリックします。 [DWORD 値の編集] ダイアログ ボックスが開きます。 [値のデータ] テキスト フィールドに数字の「0」を入力し、[OK] をクリックします。注:これにより、グループ ポリシーの [スクリーン セーバーなし] 設定が無効になります。
ステップ 7
レジストリ エディター ユーティリティを閉じて、システムを再起動します。