Excel でマクロを作成する方法
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Microsoft Excel スプレッドシートで作業している場合、同じ単調な手順を何度も実行し続ける必要はありません。反復的なタスクを自動化するマクロを作成して時間を節約します。ほとんどの Excel マクロは、Microsoft の Visual Basic アプリケーション (VBA) の知識がなくても、タスクの実行手順を記録するだけで作成できます。
これらの手順には、数字やテキストの入力、リボン内のコマンドのセルのクリック、セル、列、または行の書式設定など、キーストロークやマウス クリックが含まれる場合があります。 VBA の操作方法を知っている場合は、記録したコードを編集したり、Excel やその他の Microsoft Office アプリケーションからアクセスできる VB エディター (VBE) でより複雑なマクロを作成したりできます。
ただし、VBE を使用しなくても、単純なマクロを記録して、たとえば MM/DD/YYYY などの単一の形式をスプレッドシートのすべての日付に適用することができます。期日を過ぎたアカウントを持つすべての顧客の名前を赤字の太字でフォーマットする別のマクロを作成することもできます。
他の Office アプリケーションに拡張するマクロを Excel に記録することもできます。たとえば、最初に Excel でテーブルを更新し、次に Outlook を開いてテーブルを指定された電子メール アドレスのリストに送信するマクロを作成できます。
準備中
マクロを記録する前に、まず [開発] タブを有効にする必要があります。これを行うには、[ファイル]、[オプション]、[リボンのカスタマイズ] の順に選択します。次に、[リボンのカスタマイズ] カテゴリの [メイン タブ] リストで、[開発者] チェック ボックスを選択し、[OK] をクリックします。
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[開発] タブを有効にした後、マクロの実行を有効にする必要があります。これは、[開発] タブで [マクロ セキュリティ] をクリックして行うことができます。次に、[マクロ設定] で [すべてのマクロを有効にする] をクリックし、[OK] をクリックします。
マクロの記録
2 つの方法のいずれかで [マクロの記録] ボックスを開くことができます。 [開発] タブの [コード] グループで、[マクロの記録] をクリックします。または、Alt+T+M+R を押します。
[マクロの記録] ボックスに、新しいマクロの名前を入力します。最初の文字は文字にする必要がありますが、その後の文字は数字、文字、またはアンダースコア記号にすることができます。
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必要に応じてマクロをすばやく見つけられるように、マクロの名前をできるだけわかりやすいものにすることをお勧めします。ただし、必要に応じて入力できるオプションの説明ボックスも表示されます。
ショートカット キーを割り当てる場合は、使用する大文字または小文字をショートカット ボックスに入力します。
[OK] をクリックすると、Excel は実際にアクションを新しいマクロに記録し始めます。
記録中、[マクロの記録] ボタンは [記録の停止] 四角形に変わります。完了したら、そのボタンをクリックしてマクロを保存します。
通常、マクロはこのワークブックの場所に保存しますが、Excel を起動するたびに利用できるようにする場合は、個人用マクロ ブックに保存する必要があります。
マクロの共有
スプレッドシート内のマクロを他のユーザーと共有するには、Excel マクロ有効ワークブック ファイルとして保存する必要があります。
マクロを共有する同僚に Excel ブック マスター ファイルを配布します。ユーザーがこのマスター ファイルに基づいてワークブックを作成すると、マクロはマスター ファイルに埋め込まれたままになります。
VBE の使用
リボンの [表示] タブをクリックします。 [マクロ] をクリックし、ドロップダウン メニューから [マクロの表示] を選択します。記録した既存のマクロを表示して編集するか、[作成] をクリックします。
VBE が開き、VBA の本質を知っていれば、より強力なマクロを作成できます。その後、マクロ レコーダーでは記録できない変数、制御構造、およびその他のコードを追加できます。